FBA長期在庫追加手数料
中国輸入販売においてよく利用されるAmazonFBAサービスのFBA長期在庫追加手数料について説明します。
長期在庫追加手数料(旧称:長期在庫保管手数料)は、毎月15日の在庫スナップショットを使用して評価され、在庫保管手数料に加算して請求されます。
在庫スナップショット日に、日本のフルフィルメントセンターでの保管期間が270日を超えている商品については、長期在庫追加手数料が請求されます。
Amazonでは、フルフィルメントネットワーク全体で先入れ・先出しの原則に基づいて在庫の保管日数を計算しています。
販売または返送/所有権が放棄された商品は、実際の出荷および返送状況にかかわらず、フルフィルメントネットワークに最も長く保管されている在庫から差し引かれます。
たとえば、作業者が最近フルフィルメントセンターに到着した商品をピッキングして出荷した場合でも、Amazonはその商品を最も古い在庫から差し引くことになります。
追加料金は毎月請求されます。通常は当月の18日から22日の間に請求されます。
長期在庫追加手数料 | |||||
在庫一掃チェック実施日 | 保管期間が271~300日の商品 | 保管期間が301~330日の商品 | 保管期間が331~365日の商品 | 保管期間が366日以上の商品 | 保管期間が366日以上のメディア商品に対する、商品1点あたりの最低長期在庫追加手数料 |
月1回(毎月15日) | 16.662円(10cm × 10cm × 10cmあたり) | 17.475円(10cm × 10cm × 10cmあたり) | 18.085円(10cm × 10cm × 10cmあたり) | 27.431円(10cm × 10cm × 10cmあたり) | 商品1点あたり10円 |
上記の手数料には10%の消費税が含まれます
請求される手数料は、整数に四捨五入されます。
たとえば、サイズが30cm × 20cm × 10cmで、保管期間が271~300日のASINに対する長期在庫追加手数料は(99.972を四捨五入して)100円が請求されます。
フルフィルメントセンターでの保管期間が365日を超えているメディア商品については、商品1点あたり月額10円の最低長期在庫保管手数料の対象になります。
長期在庫保管手数料、または商品1点あたりの最低長期在庫保管手数料のうち、いずれか大きい方の金額が適用されます。
毎月請求されますので、決して無視できる金額ではありません。
長期在庫追加手数料を回避するには、古い在庫を積極的に管理することで、長期在庫追加手数料を回避できます。
次回の在庫一掃チェック実施日より前に古い在庫を削除するには、以下のいずれかの方法を検討してください。
・長期在庫の自動返送/所有権の放棄を有効にする: 販売可能な在庫の自動設定ページで自動返送/所有権の放棄を有効にすると、長期在庫追加手数料を減らすことができます。
保管期間が12か月の長期在庫だけではなく、1~12か月の長期在庫について、返送/所有権の放棄を設定できるようになりました。
・値引きしてAmazon在庫処分セールで販売する: Amazon在庫処分セールでタイムセールを設定すると、古い在庫を販売しやすくなります。
・数量限定タイムセールの作成: 数量限定タイムセールは、限定された時間内にタイムセールページに対象商品を掲載するプロモーションです。
数量限定タイムセールに出品すると、売り上げが向上する可能性があります。
・返送依頼をする: 在庫一掃チェック実施日より前に返送または所有権の放棄の依頼を送信した在庫については、その日以前に実際に返送/廃棄されなかったとしても、長期在庫追加手数料が発生することはありません。
返送/所有権の放棄依頼を送信できる期限は、当月14日の午後11時59分(日本時間)です。
返送/所有権の放棄を依頼する代わりに、自動返送/所有権の放棄を設定する方法もあります。
弊社は商品のOEM生産に多数の実績を持っており、提携工場も多くあります。
これらの資源を活用し、他社では真似できない品質の良い商品の生産にチームで取り組んでいます。
タオバオ代行、アリババ仕入れ、オリジナル商品の生産なら中国仕入れのさくら代行にご用命くださいませ。
※ 2025年3月12日時点の情報をもとにしております。