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アマゾン商品区分の落とし穴

 

アマゾンで販売する商品を企画する際に注意すべき落とし穴があります。

 

アマゾンのFBAサービスを利用する販売にかかる手数料は凄く複雑です。アマゾン販売を何年もしているという方でも正確に把握できていない場合が多いです。

 

企画段階で売上に対してどれくらいの費用が発生して手元にいくら残るのかをしっかり把握しておかないと利益が思う出ないかもしれません。

 

この時に役立つのが「FBA料金シミュレーター」です。

https://sellercentral.amazon.co.jp/hz/fba/profitabilitycalculator/index?lang=ja_JP

 

手数料は商品単価以外に商品パッケージのサイズ、商品重量にも影響されます。

アマゾンのホームページに掲載されているように細かく決められており、それぞれ料金が異なります。

 

では本題の商品区分の定義は次のようになります。

 

配送代行手数料は次のようになります。

(トランザクションでは「出荷作業手数料」という名目になります)

 

サイズ区分 寸法* 重量 価格が1,000円を超える商品に対する配送代行手数料(商品あたり) 価格が1,000円以下の商品に対する配送代行手数料(商品あたり)
小型 25cm x 18cm x 2.0cm以下 250g以下 288円 222円
標準 1 35cm x 30cm x 3.3cm以下 1kg以下 318円 252円
2 20cm以下 2kg以下 413円 347円
3 30cm以下 434円 368円
4 40cm以下 455円 389円
5 50cm以下 465円 399円
6 60cm以下 485円 419円
7 80cm以下 5kg以下 514円 448円
8 100cm以下 9kg以下 603円 537円
大型 1 60cm以下 2kg以下 589円 523円
2 80cm以下 5kg以下 712円 646円
3 100cm以下 10kg以下 815円 749円
4 120cm以下 15kg以下 975円 909円
5 140cm以下 20kg以下 1,020円 954円
6 160cm以下 25kg以下 1,100円 1,034円
7 180cm以下 30kg以下 1,532円 1,466円
8 200cm以下 40kg以下 1,756円 1,690円
特大型 1 200cm以下 50kg以下 2,755円 2,689円
2 220cm以下 3,573円 3,507円
3 240cm以下 4,496円 4,430円
4 260cm以下 5,625円 5,559円
 

上記の手数料には10%の消費税が含まれます。

*寸法 = 梱包済み商品の長さ、幅、高さの合計です。

*納品先のフルフィルメントセンター(FC)で大型サイズ商品として分類されていても、商品の寸法が200cmを超える場合や発送重量が40kgを超える場合は、特大型サイズの手数料が適用されます。

(上記の料金表は2025年3月時点のものです。)

 

 

 

一見わかりやすいと思いがちですが、実はここに思わぬ落とし穴があります。

 

実際にお客様が弊社を訪れた際に次のような話を聞かせてくれました。(以下の手数料は改定前のものになります。)

 

「小型商品」の決まりに合わせて商品を作ったのにいざ販売を開始すると「標準1」の354円の配送代行手数料が適用されていた。その為102円も多く払うことになって、利益が殆どない状態になってしまった。」

 

実際のトランザクションのキャプチャーがこれです。

 

商品価格:1680円

 

出荷作業手数料:354円 (標準1)

販売手数料:272円

 

残高へ反映される額:1054円

 

もしこの商品の出荷作業手数料が企画当初の「小型商品」の252円だったら

残高に1156円反映されるはずでした。

約10%の差があり、利益が殆ど取れなくなったようでした。

 

この方は急遽商品構成を見直し、現在は無事「小型商品」の出荷作業手数料が適用されております。

 

では、その落とし穴というのはなんだったのでしょうか?

 

つまりこれです!

表に記載されている商品重量は出荷される際の梱包材の重量を合わせた合計になります。

 

表を書き直すと次のようになります。

 

 

先の例の方の商品は寸法は小型商品の規格に収めたものの、商品重量が210gだったそうです。

下の細かい決まりに気づかずに250gまで40gの余裕をみているから絶対大丈夫だと思っていたそうでした。

 

アマゾンは決まりが非常に多く、どこで失敗するか分からないくらい複雑です。まさに名の通り『アマゾンジャングル』です。

 

アマゾンで販売するOEM商品を企画する際はこのようなことを念頭において確認を重ねた方がいいと思います。

 

また、弊社にご相談いただければ弊社からもアドバイスをさせて頂きます。

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