タオバオ・アリババ代行時の通関効率をUP させる!口座振替の方法
中国仕入れにおいて通関というステップは必ず発生します。
通関中の商品が既に販売済の場合、1日でも早く購入者に発送する必要がある場合がほとんどです。
出来るだけ通関効率をUPし、なおかつ無駄な出費も抑えたいという気持ちはどの事業者様も同じかと思います。
今回の記事では関税や輸入消費税を口座振替にし、通関効率のUP、立替手数料の節約をはかる方法を紹介します。
目 次
リアルタイム口座振替方式(ダイレクト方式)
輸入通関時、関税や消費税をリアルタイム口座に設定したご自身の銀行口座から自動的に引き落とす方式です。
リアルタイム口座振替方式のメリット
(1)、通関スピードのUP
(2)、面倒な請求書払いなどの手間を省ける。
(3)、立替手数料の節約になる。
リアルタイム口座振替方式のデメリット
特にデメリットはありません。
強いて言うなら申込時に申込用紙に記入し、郵送する手間くらいです。
「法人」及び「個人事業主/個人」がリアルタイム口座振替方式を利用するには
1、法人の場合:法人番号+リアルタイム口座を開設する申込書
2、個人事業主/個人の場合:税関輸出入者コード+リアルタイム口座を開設する申込書
◆法人番号を確認する(法人の場合)
会社設立時に送付されてくる法人番号通知書に記載されています。
または、国税庁法人番号公表サイトで検索し、確認できます。
◆税関輸出入者コードを取得する(個人事業主や個人の場合)
税関発給コード申請ページ にアクセスします。
新規申請書、記入例をダウンロードします。
記入例を参考しながら申込書を作成します。
作成できた申込書と存在確認書類(住民票など)を下記の住所に簡易書留で郵送します。
税関輸出入者コード申込書送付先:
〒135-8615 東京都江東区青海2-7-11
東京港湾合同庁舎東京税関調査部税関発給コード担当
審査後、1週間程度で発給通知書がメールアドレスに送付されます。
◆リアルタイム口座を開設する申込書を記入し郵送する
法人は法人番号、個人事業主/個人は税関輸出入者コードが用意できたらいよいよリアルタイム口座開設の申し込みをします。
NACCS掲示板にアクセスします。
まずは、対応している銀行口座を持っているか確認します。
持ってない場合は、対応銀行口座を作る必要があります。
申込用紙(エクセル)と記載要項をダウンロードします。
記載要項を参考しながら申込書を記入してください。
記入できた申込書をNACCSセンターへ郵送します。
郵送先:
〒105-0013
東京都港区浜松町1丁目3番1号
浜離宮 ザ タワー事務所棟5階
輸出入・港湾関連情報処理センター株式会社
システム運用部 利用契約課
審査後、1週間程度でメールアドレスに手続き完了の通知が届きます。
さらに1~2週間後指定した口座より自動振替が出来るようになります。
では使ってみよう
今回は中国輸入代行業者の中国仕入れのさくら代行を利用した場合をご紹介します。さくら代行の担当スタッフにリアルタイム口座を使用する旨を伝えてください。
その際は「リアルタイム口座払い」「法人番号or税関輸出入者コード」をしっかり伝えてください。
出荷する際にinvoiceに上記の情報を記載されます。
日本の通関業者がわかる場合、リアルタイム口座払いを希望する旨を伝えます。
特定できない場合、さくら代行の担当者にご連絡ください。
◉稀に通関業者の記入漏れなどでリアルタイム口座払いを希望したにも関わらず、立替払いや銀行振込になる場合があります。伝えたからリアルタイム口座払いができたら良いな~と余裕の心構えでいるくらいがちょうどいいです。
この記事は中国輸入代行業者である中国仕入れのさくら代行が執筆しています。
さくら代行は日本と中国に拠点を持ち、事業者様の代わりに中国国内の全ての業務と日本への納品(FBA直送含む)を行うことを使命としております。中国輸入販売をお考えの方は是非さくら代行サービスをご利用くださいませ。